水道水の不思議 8
水道管にアスベストを含んだものが使われているそうですが、水質に影響はないのでしょうか。
アスベスト(石綿)とは、蛇文石、角内石から採る繊維状の鉱物です。
柔らかく、耐熱性、断熱性、引っ張り強度にも優れているために、ボイラー、スチーム暖房パイプの被覆、石油ストーブ芯や吸音材、断熱材などの建築材料にいたるまで幅広く使われました。
その数は3000種におよぶと言われています。
学校の化学実験でよく使用した石綿金網もアスベスト製品のひとつです。
水道管としては、値段が安く、サビが出ず、腐食に強いという特徴を生かして、アスベストとセメントを混ぜたアスベストセメント管が昭和30年代から40年代にかけて急激に普及したのです。
その後、耐久性の問題から次第に生産量が減り、昭和60年には生産が中止されました。