水道水の不思議 6
水道管に鉛が使われているそうですが、水質に影響はないのでしょうか。
鉛管は古くはローマ時代から水道管として用いられ、柔軟で折り曲げたり切断することができるなど、施工容易であり、しかも鉄管のような赤サビがでないことなどから、戦後、塩化ビニール管やステンレス管が登場するまでは、各家庭に引き込む給水管や宅地内の水道管のほとんどは鉛管でした。
したがって、現在でも鉛管を使っているところはかなりの数にのぼります。
一方で、鉛は毒性の強い金属としても古くから知られています。
おう吐、指や腕の麻ひ、耳鳴り、精神不安、視力減退、妄想などの中毒を起こしますが、鉛の水道管については使用中に内面が炭酸化合物でおおわれ、鉛は溶け出さなくなると考えられていました。
ところが最近、低濃度の鉛の影響が注目されるようになってきました。